知的に生きるための思考術
発売日
2000年01月21日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-60914-0

知的に生きるための思考術
人生の問題を解決する50のキーワード

著者 鷲田小彌太著 《札幌大学教授》
主な著作 自分を深く掘る「仕事術」』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 氾濫する情報を整理し、いかに有用な「知」を導き出すか。素早く、的確に考えるための技術を開陳。大競争時代を快適に生きるヒント。



 知的に生きたい、できれば美しく生きたい??。本書ではそのために必要な、自明と思える50の基本用語を拾い上げ、必ずしも自明でない意味や用途について語っている。例えば、「知的に生きるための空間術」という章では、「書斎」「会社」「学校」「酒房」など、誰にとっても身近な用語をとりあげている。書斎……仕事場をいかに持つか。会社……ビジネスを人生の最重要課題とする、などというように。さらに、「肯定的に生きるための思考術」という章では、パソコンを使った文章術、ボランティアのすすめなど。「知性を鍛えるための哲学」という章では、「理性と感性」「法と権利」など原理的な話を解説。『快適に生きるための哲学」という章では、「欲望」「理想」「環境」。そして、終章は「美しく、知的に生きた人物に学ぶ」として、石橋湛山、向田邦子、三島由紀夫などをとりあげている。自分で考え、自立をめざす人の思考と行動のエッセンスがつまった書である。