算数の「分数・小数」がミルミルわかる本
発売日
1999年12月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-60925-6

書き込み式
算数の「分数・小数」がミルミルわかる本

著者 板倉弘幸著
向山洋一
主な著作 「世の中のなぜ」がよくわかる本』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 計算を複雑にする「分数・小数」は、ひとつずつステップを踏むことでスムーズに攻略できる。イラストや図を交えた解説でらくらく理解。



 算数の世界は奥が深い。なぜなら、数学のように決まった公式にあてはめて答えを求めるのではなく、「数」そのものの概念を修得するものだからである。1+1に始まり2×3の意味、1/3の意味、そして0.1の意味……。現在では、東大生でも「分数」の問題が解けないといわれているが、小学生がこの概念をしっかり理解するには、大人が思うよりもずっと時間を要する。 本書は、算数の中でも、たちまち計算を複雑にする「分数・小数」にテーマを絞って解説した一冊。構成は、分数・小数それぞれを、入門編・初級編・中級編・上級編に分け、さらに発展編を設けた全9章。問題の下には「書き込みノート」を設け、解き方の道すじを示しながら、何ヵ所かを読者に書き込ませるユニークなつくりになっている。これにより、一から解くのが苦手な人でも、無理なく解き方のコツが体得できる。 本全体がテーマパークのイメージで、動物たちも多く登場。楽しみながら学べる一冊!