[最新版]改正商法のしくみ
発売日
2002年03月26日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-62119-7

経営に活かす!
[最新版]改正商法のしくみ
持株会社から新株予約権、社外取締役まで

著者 小林英明著 《弁護士》
主な著作 [決定版]契約書のすべて』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 50年ぶりに大改正が行なわれた商法。一体どこがどのように変わったのか。本書はその変更点にポイントをしぼり、いち早く解説する。



 ここ数年、商法が相次いで改正されている。特に平成13年度は大きな改正で、本書はその内容をいち早く解説した本である。改正の目的は、(1)ITの活用、(2)会社組織の合理化、(3)企業の再編、(4)従業員対策の効率化、といった点に重点が置かれ、総じて不況とグローバル化という時代状況の中、なんとか経済を活性化する制度をつくろうとするものである。

 多くの企業が誤解しているのは、こうした新制度は決して大企業だけのものではないということ。たとえば不採算部門を抱えて苦しんでいる中小企業は、持株会社、株式交換、株式移転などの制度を利用することで、経営体質の強い会社に生まれ変わることができる。改正商法を十分に理解し、活用の仕方を学ぶことで、大小を問わず、企業は力強い経営を展開することができるのである。

 本書は「経営に活かす!」と銘打ってあるように、単なる改正商法の解説書ではなく、経営現場で本当に役立つ実用書である。