[図説]世界の紛争地域
発売日
2002年12月06日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62583-6

[図説]世界の紛争地域
中東から南米までの最新トピック

著者 橋本光平著 《新国際政治システム研究代表》
主な著作 [図説]国際情勢早わかり2002年版』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 昨今、世間を騒がす中東、北朝鮮をはじめとする世界の紛争を図説をふんだんに交えながら、網羅的に解説。紛争の起源から現状まで。



 昨今の国際紛争を、海にたとえるなら、冷戦構造崩壊以前は、海面より高い、東西陣営の対立といった大きな国際問題しか見えていなかった。しかし、冷戦構造崩壊後は、“引き潮”により、今まで封じ込まれてきた民族や宗教の問題が国際関係重要問題として、表舞台に現れるようになってきた。今、まさに国際情勢は「引き潮の時代」であり、その最も大きな特徴は、「民族と宗教」の相違による紛争が多発しているという点である。

 本書は、第二次世界大戦後から現在に至るまでに発生した主な紛争138件を、フォークランド紛争やインド・パキスタン紛争のような国家を主体とした紛争、民族、宗教的非国家団体が主体となる紛争、旧ソ連崩壊などの統治システム崩壊の結果起こった紛争、統治システム形成の過程で起こった紛争、昨今のテロのような思想グループによる紛争に分類し解説。なぜ、人類は必要以上に戦い、殺しあうのか。2003年、世界はこうなる。