書籍
- 発売日
- 2003年02月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-62677-2
騙し合いの戦争史
スパイから暗号解読まで
著者 | 吉田一彦著 《神戸大学名誉教授》 |
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主な著作 | 『暗号解読戦争』(ビジネス社) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 第二次大戦から湾岸戦争、イスラエル紛争まで、近代戦争における欺瞞のテクニックとは。ハイテク戦争の裏側で展開される人為作戦の本質。 |
「兵とは詭道なり」(『孫子』)――。すべての戦争は巧妙な欺瞞作戦で勝敗が決する。それは、現代のハイテク戦争においても変わらない。スパイ、暗号解読、偽装工作、謀略放送……。
本書は、第二次大戦以降、ベトナム戦争、湾岸戦争、さらにクリントン政権下の過酷な情報戦争まで、水面下で繰り広げられた戦略、戦術の秘話を豊富な資料に基づき明かす。
「シンガポール陥落を決した奇襲作戦」「英国軍お得意の二重スパイ」「味方をも欺いたヒトラー」「CIAとKGBの攻防」「同盟国のイスラエルから脅迫されたクリントン」……。
戦争において卑怯ということはない。個人の問題はともかく、国家間の関係においては騙す側よりも騙される側が悪いという現実がある。生きるか死ぬかという危急存亡の場面においては、人知の限りを尽くした虚々実々の対応が求められるのだ。
日米英独露、二十世紀の覇権地図を塗り変えた秘密のファイルをひもとく。
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