教師の哲学
発売日
2003年04月28日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62696-3

教師の哲学
人を導く者の魂とは

著者 岬龍一郎著 《「人間経営塾」主宰、平成9年度国家公務員初任合同研修講師》
主な著作 『いま、なぜ「武士道」か』(致知出版社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 教師の質の低下がさけばれて久しい。教育問題を問う前に教師のあり方を問うべき時がきた。理想の「教師」像を偉人の業績の中に見出す。



 戦後という言葉も遠くなり、平成も15年になってしまった。振り返れば戦後の日本は文字どおり献身的な努力と勤勉なる働きにおいて、この国を廃墟から経済大国へと復興させた。しかし、その繁栄もつかの間、どこでどう間違ったのか、バブル崩壊後の日本はいまだ立ち直れず未曾有の不況にある。中高年はリストラのもとに解雇され、若年層の就職率は悪化する一方だ。それにともない、人心は荒廃し世の中にはびこる無節操な倫理観の欠如は夢想だにしなかった悪質な犯罪やわけのわからない変質的な事件を生み出している。その一方では、もっとも倫理観の強かったはずの教育者、警察官、医療関係者といった人びとまでもが常識では考えられないような不祥事を起こしている。こうしたモラルの喪失はなぜおこったのか? 本書は、そういった問題の本質にある一因としてあげられる学校の教育者の質の低下を憂い、理想の教師とはどのような人かについてとりあげたものである。