会社を不祥事から守る法律知識
発売日
2003年05月01日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-62878-3

会社を不祥事から守る法律知識
コンプライアンス経営のすすめ

著者 小林英明著 《小林総合法律事務所代表弁護士》
主な著作 [最新版]改正商法のしくみ』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 企業不祥事は、通常の活動をしていく中でどの企業にも起こりうること。不祥事を生じさせない、被害を最小限度にすませる方法を解説。



 企業の不祥事が多発し、連日マスコミをにぎわせている。不祥事が発生すると、企業は致命的な損害を被ることはもちろん、刑事責任を追及された従業員・取締役らも、一生癒えない傷を負うことになる。

 しかし、企業不祥事は、通常の企業活動をしていく上で、どの企業にも起こりうること。日頃、我々は法律を意識することなくビジネスを行っているが、実は数多くの法律が律せられており、それに違反した場合には刑事罰の対象とされるからである。

 会社を不祥事から守るには、事前防止のための「コンプライアンス体制をつくること」、発生したときの「危機対応について知る」「どのような法律違反が最も危険かを知る」ことが重要である。

 本書では、企業不祥事を生じさせない方法、また発生しても被害を最小限度で済ます方法を解説するとともに、粉飾決算、横領、著作権法違反、セクハラなど、ビジネスマンが陥りやすい法律の落とし穴をわかりやすく紹介する。