「ない」といわれたところに市場はあった!
発売日
2003年09月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-63089-2

「ない」といわれたところに市場はあった!
なぜ売れるのか? 気がつかなかったこの着眼点

著者 川北義則著 《生活経済評論家》
主な著作 いまはダメでも、きっとうまくいく。』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 「不便な黒川温泉に、なぜ客が足を運ぶのか?」「書店らしくない書店がうける理由」――。マーケットは<コロンブスの卵>で溢れている!



 「不況でモノが売れない」といわれる。だが一方で、爆発的に売れているモノやサービスはある。

 「若者は本なんて読まなくなったから書店はダメになる」「この不景気に高級時計なんて売れない」「中高年女性向けのファッション誌なんて成り立たない」……これが今までの常識だった。しかし、新タイプの書店ヴィレッジ・ヴァンガードが売上げを伸ばし、何百万円もする高級時計フランク・ミュラーも売れ、女性誌「VERY」も大成功。既成概念で「ない」といわれたところに、マーケットはあったのだ!

 著者は語る。「これからは非常識といわれるところにしか、生き残りの道はない」「価格は、製造コストから割り出すのではなく、消費者がいくらなら買うかで決める」「いいものを安くは時代遅れの発想。消費者は、心を豊かにしてくれるもの、ワクワクドキドキできるものを求めている」

 本書はあらゆるビジネスマンに贈るマーケティング、商品開発、PRの大ヒント集である。