会計のプロが教える経営に強くなる本
発売日
2003年10月22日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-63191-2

会計のプロが教える経営に強くなる本
企業存続18の知恵

著者 高良明著 《公認会計士、税理士》
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 物語を読み進めていくうちに企業の寿命を延ばす知恵がどんどん身につく画期的な本。企業経営にもっとも大切なことが網羅されている。



 川崎市にある小さなメーカーの二代目社長は、創業者の父が4年前に他界したため、サラリーマンを辞めて会社を継いだ身。ところが、前期3000万円、今期も5000万円と、2期連続で赤字を計上。しかし、製造も営業も経理も父親の代からの番頭たちに任せきりだったので、赤字の原因を正確につかむことができない。どうしたら赤字経営から脱却できるかの知恵も出てこない。そんなとき、たまたま入会したロータリー・クラブで出会った税理士に「あなたの会社はユデ蛙経営ではないか」と指摘される。危機が迫っているにもかかわらず、革新も創造も怠っているというのだ。そこから二代目社長の奮起が始まる。経理の基本とは? 決算とは? 経営理念とは? リスクマネジメントとは? 会社を建て直すのは、社長か、社員か、外部の人間か。いつのまにか主人公と一体化することで経営の勉強ができてしまう本。ベストセラー『ザ・ゴール』に匹敵する面白さ。