書籍
- 発売日
- 2005年11月29日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-63818-8
民話の世界
著者 | 松谷みよ子著 《作家》 |
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主な著作 | 『龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』(以上講談社) |
税込価格 | 1,595円(本体価格1,450円) |
内容 | 民話に魅せられ日本各地に採訪を重ね、誰もが民話の語り手であると自覚していく著者の心の過程と、民話の面白さ、豊かさを描く名著。 |
赤神と黒神、福の神と貧乏神、小泉小太郎、つつじのむすめ……。民話からは祖先の顔が透けて見えます。その魅力と感動と伝える好著。
民話に魅せられて、日本各地に民話採訪の旅を重ねた著者のこころの過程と、民話のおもしろさ、豊かさを描く。
民話と出会い、その魅力に引きこまれた著者が採訪の旅に出たのは、「日本をもっと知りたい、知識としてではなく、じかにこの掌で触れてみたい」という思いからであった。そして各地で、狐、黒龍、小泉小太郎、河童、桃太郎など様々な話に触れ、民話が語り継がれ、移り変わっていくさまを見るうちに、「民話は山の向こうにあるのみではなく、自分自身もそして誰もが民話の語り手である」ということを自覚していく。
代表作「龍の子太郎」誕生のいきさつ、「桃太郎」の変遷、日本のシンデレラ物語など親しみやすい話も盛り込み、私達の祖先が喜びと苦難と共に語り継いだ数多くの民話とその魅惑の世界へいざないます。
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