心が安まる老子
発売日
2006年02月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-64883-5

心が安まる老子

著者 伊藤淳子訳 《(株)エイガアル代表取締役》
主な著作 『たなぼた主義』(ひつじ書房)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 老子の言葉は、競争に疲れた現代人の心にすっと染み入り、心の底からホッとさせてくれるものがある。読みやすい口語訳として提供する。



 自分の心がしっかりと落ち着いていれば、どんなことがあっても、深い谷のように、流れる水を静かに受け入れることができる。真っ白なものは、白さが際だつと、かえって、汚れているように見える。すばらしい生き方もすばらしいがゆえに、未完成に見える――。

 本書は中国古典「老子」を思い切って意訳することで、今日の余裕のない競争社会、ギスギスしがちなビジネス・パーソンの心に、少しでも安らぎとくつろぎを提供したいとの思いから出版されました。

 読みやすく、かつ「老子」の思想のコアの部分が、すんなり染み入るように心がけています。仕事や人生に疲れたとき、心の重荷をひとまず下ろしてゆったりしたいとき、本書は好適であり、「老子」原典を読む前の入門編としてもおすすめです。