なるほど!日本語うんちく事典
発売日
2006年03月08日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-64892-7

思わず人に話したくなる
なるほど!日本語うんちく事典

著者 中江克己著 《歴史系ノンフィクション作家》
主な著作 日本史「謎の人物」の意外な正体』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 ふだん何気なく使っているモノの名前や慣用句にひそむ、驚きの語源や意外なエピソードを紹介。人に話したくなる言葉の雑学本。



 毎日何気なく使っている日本語だけれど、実はよく知らない、ということがたくさんある。道端に落ちているお金をいただいてしまうことを「ねこばば」と言うけれど、動物の「ネコ」と関係あるの? 「忙しくて『てんてこ舞い』だよ」などと言うものの、「てんてこ」って一体何……?

 本書では、身近にあるモノの名前や、日常で使う慣用句について、語源やエピソードをたっぷりご紹介。

 元気な女の子を指す「おてんば」の語源は「オテンバール」というオランダ語だった。「出刃庖丁」の名は、考案者が出っ歯だったから。ホウレンソウの「ホウレン」はネパールの地名。もめごとを指す「ごたごた」の語源になった「ごったん」というお坊さんはどんな人?――などなど。動物、植物、鳥、身体、習慣、数字、遊び、歌舞伎、音楽と舞、職人と道具、人物、武士と合戦など、さまざまなジャンルの言葉にまつわる意外なうんちくの数々。日本語はこんなにもおもしろい!