日本史 怖くて不思議な出来事(愛蔵版)
発売日
2006年10月16日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-65703-5

日本史 怖くて不思議な出来事(愛蔵版)

著者 中江克己著 《歴史系ノンフィクション作家》
主な著作 日本史「謎の人物」の意外な正体』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 謎の飛行物体、原因不明の超常現象……日本に伝わる文献に「実際にあったこと」として記録された、不思議な「怪奇事件」の数々。



 歌人・在原業平は、とある美女に恋をし、親の目を盗んでひそかに屋敷から連れ出した。古い山荘に逃げ込んだところ、夜中に鬼が現われ、姫を食ってしまった……! そんな恐ろしい話、摩訶不思議な話が、『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』など、日本に伝わる文献に数多く書き記されている。本書では、それら怪奇事件の数々を選りすぐってご紹介。

 江戸の町に突如、全裸の男が空から降ってきた話、駿府城に現われた、宇宙人を思わせる生命体、空飛ぶ馬に乗っていたという聖徳太子の伝説、身体から電気を発し、死者を蘇らせたという電気人間……。妖怪に鬼、UFOやポルターガイストなど、奇っ怪な事件、恐ろしい超常現象が次から次へと語られる。

 にわかには信じがたいけれど、実際におきたこととして歴史書に残っているのも事実。人々を恐れおののかせた不思議な出来事は一体何だったのか……? 謎に満ちあふれた怪異の世界をぜひお楽しみください。