仏教の智恵 心の智恵
発売日
2005年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66360-9

仏教の智恵 心の智恵
安らかな境地へ導く珠玉のことば

著者 花山勝友編著 《文学博士》
主な著作 『往生要集』(徳間書店)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 心を自由に、穏やかに、生き生きとさせてくれる、経典や名僧の言葉。その中から現代に役立つ珠玉の名句を選び、意訳と解説を付した本。



 人はだれでも悩むものです。考えても考えても進むべき道がみつからない、辛くて悲しくてどうしようもない、そんな時が必ずあります。お釈迦様もそうでした。

 なぜ人は死ななければならないのか、なぜ人生にはこんな辛いことがたくさんあるのか、なぜ人はみな幸せに生きていくことができないのか。

 お釈迦様は徹底的に悩みに悩みぬかれて修行され、ついに「悟り」という心安らかな境地を見つけ出されたのです。

 本書はお釈迦様の教えを何百年、何千年という長い歴史を通して、読み継ぎ語り継いできた経典や名僧の言葉の中から、今を生きる私たちに役立つ珠玉の名句を選び、編集したものです。

 「災難に遭うときは」(良寛)、「仏の心も他人の心も我が心も一つ」(空海)、「善人なおもて悪人をや」(親鸞)、「女人は素晴らし 性は素晴らし」(一休)など、言葉の世界を味わいながら、毎日を心自由に、穏やかに、いきいきと生きる知恵が一杯詰まった本です。