文蔵 2008.1
発売日
2008年01月07日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66526-9

文蔵 2008.1

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 【特集】「直木賞」の基礎知識 [対談]中村彰彦×豊田健次 ほか 【連載小説】浅倉卓弥「黄蝶舞う」/鏑木 蓮「思い出探偵・実相浩二郎」 ほか 【連作読みきり小説】岩井三四二「やがて悲しき」 【新連載エッセイ】鹿島 茂「『失われた時を求めて』を完読する」



 【特集】「直木賞」の基礎知識
●[対談]中村彰彦×豊田健次……直木賞のウチとソト
●知れば知るほど面白い! 日本でもっとも有名な文学賞……川口則弘
●<由来・歴史編>そもそも「直木三十五」とはどんな作家だったのですか? ほか
●<現在編>選考はどのようにして行われるのですか? ほか
●<データ編>候補になった回数がもっとも多い作家は? ほか
●<耳寄り話編>唯一の受賞辞退者・山本周五郎はなぜ辞退したのですか? ほか
●受賞者&受賞作一覧

 [連作読みきり小説]
●岩井三四二 桶狭間ふたたび~「やがて悲しき――信長の知られざる家臣たち」(2)~

 [連載小説]
●高橋克彦 風分け~「風の陣[裂心篇]」(7)~
●火坂雅志 相克(その二)~「鬼神の如く」(4)~
●鏑木 蓮 鶴を折る女(その二)~「思い出探偵・実相浩二郎」(4)~
●浅倉卓弥 春を忘るな~「黄蝶舞う」(終)~
●原田マハ 真冬の花束~「インディペンデンス・デイ」(4)
●吉野万理子 危険な記憶~「エキストラ!」(4)~

 [話題の著者に聞く]
●インタビュー◎大倉崇裕『オチケン!』~落語とミステリーの“意外な”共通点から生まれた作品です~

 [新連載エッセイ]
●鹿島 茂 夢の世界の住人~「『失われた時を求めて』を完読する」(1)~

 [連載エッセイ]
●半藤一利 第六章 太平洋戦争がはじまった年―祖国と共に余も亡びる~「坂口安吾と太平洋戦争」(9)~
●玄侑宗久 負けるは勝ち/芸は身を助ける~「禅の『いろは』」(16)~
●三田誠広 純文学って何?~「プロを目指す文章術」(21)~
●小阪裕司 自分の見せ方について学ぶ~「バルバロッサな人~学術研究から学べる仕事と人生のヒント~」(16)~
●森永卓郎 「お茶缶」の美しさ~「森永卓郎の男の幸福論」(28)~