文蔵 2008.6
発売日
2008年06月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66531-3

文蔵 2008.6

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 【特集】はじめての「太宰治」 ◎インタビュー 朱川湊人/綿矢りさ 【特別対談】童門冬二vs.太田治子 ほか 【連作読みきり小説】鯨 統一郎「鬼姫捕り物控え」 【新連載エッセイ】清水義範「パロディだらけの日本文学」



 【特集】はじめての「太宰治」
●[インタビュー]綿矢りさ◎「人間失格」を読んで、デビュー作を書きました。
●[インタビュー]朱川湊人◎読む年齢やその時々の気分で、ちがう読み方ができる。
●[コラム]なぜ世代をこえて愛され続けるのか?
●<人物編>39年の「恥多き人生」/太宰をとりまく11人<男性><女性>
●<作品編>「恍惚」と「不安」を読む16作品/“思わず共感”名フレーズ16
●イラストMAP ゆかりの地と作品の舞台を歩く 青森・津軽/東京・三鷹
●文庫で読める「太宰」作品50音INDEX
●[特別対談]童門冬二×太田治子◎わが心の内なる太宰治

 [新連載エッセイ]
●清水義範 「パロディだらけの日本文学」(1)『源氏物語』のどこが奇跡か

 [話題の著者に聞く]
●[インタビュー]西山繭子『しょーとほーぷ』~子どもの頃の“妄想”をコミカルタッチで書きました~

 [連作読みきり小説]
●鯨 統一郎 七五三~鬼姫捕り物控え(5)~

 [連載小説]
●中村彰彦 先祖は名家老~花ならば花咲かん(3)~
●川上健一 宮脇志保のショック~「9人の人類」(31)~
●火坂雅志 お茶々 その一~「鬼神の如く」(9)~
●鏑木 蓮 少女椿のゆめ その一~「思い出探偵・実相浩二郎」(9)~
●加藤実秋 俺の話を聞け~Are you Teddy?(2)~
●原田マハ メッセンジャー~「インディペンデンス・デイ」(9)
●吉野万理子 舞台の中央に立つ日~「エキストラ!」(9)~
●山本一力 焼津節 その二十六~「献残屋佐吉御用帖」(26)~

 [連載エッセイ]
●熊谷達也 個人的なふたつの貌~日本人の貌(2)~
●鹿島 茂 隠匿~「『失われた時を求めて』を完読する」(6)~
●半藤一利 第十章 焼夷弾の降りしきるとき――身体を鍛えて大破壊を見物~「坂口安吾と太平洋戦争」(14)~
●玄侑宗久 目の上のこぶ/身から出た錆~「禅の『いろは』」(21)~
●小阪裕司 文明の曲がり角に学ぶ~「バルバロッサな人~学術研究から学べる仕事と人生のヒント~」(21)~
●森永卓郎 「夫婦の幸せ」の答え~「森永卓郎の男の幸福論」(33)~

 [連載ノンフィクション]
●平山 讓 手作りの金メダル~逆風の人々(3)~