「西洋の哲学・思想」がよくわかる本
発売日
2007年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66782-9

「西洋の哲学・思想」がよくわかる本
ソクラテスからニーチェ、サルトルまで

著者 金森誠也監修 《作家》
主な著作 真実のアドルフ・ヒトラー』(PHP研究所)
税込価格 649円(本体価格590円)
内容 世界を代表する西洋の知の巨人43人を採り上げ、深遠な哲学を平易な言葉でわかりやすく解説。哲学への親近感が芽生える格好の入門書。



 「汝自身を知れ」「我思う、ゆえに我あり」「人間は考える葦である」「神は死んだ」など、どこかで見聞きしたことがある言葉の数々。ただ、その意味は?となると意外と知らない人も多い。

 本書では、古代ギリシャのソクラテスから二十世紀後半のフーコーまで、歴史に名を刻む西洋の哲学者・思想家43人を厳選。

 宗教から哲学まで人間の認識能力を取り上げたカント、社会主義社会の成立の基本精神となったマルクス、哲学はもとより文学・演劇・文芸批判の分野で活躍したサルトル、「人間の存在とはなにか」を追究したハイデッガーなど、多様を極める知の英雄たちの哲学・思想を、素顔がわかる肖像画とともに、わかりやすく解説している。

 「難しい」「わかりにくい」と敬遠されがちな哲学や思想だが、「これだけはぜひ知っておきたい」という事柄に絞って紹介しているので、これから西洋哲学を学ぼうとする人にとって絶好の入門書である。

 文庫書き下ろし。