関ヶ原合戦・あの人の「その後」
発売日
2007年11月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66938-0

関ヶ原合戦・あの人の「その後」
勝った人、負けた人がたどった「意外な運命」

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 戦国武将・あの人の「その後」』(PHP研究所)
税込価格 628円(本体価格571円)
内容 西軍の雄・宇喜多秀家、敵中突破の島津義弘、傍観し続けた吉川広家……関ヶ原の合戦で運命が一変した人たちのその後を追う雑学読み物。



 天下分け目の関ヶ原――日本を二分した空前絶後の大合戦には数多の武将が関与した。しかし、激戦を生き延びた者たちの「その後」は実に千差万別である。

 いち早く東軍参加を表明したにもかかわらず、戦後、家康に疎まれて没落した福島正則。一方、西軍に加担したために所領を失い浪人の身にとなりながらも、その後の努力で信頼を回復し、大名に返り咲いた立花宗茂。はたまた、天下取りの野心を捨て去ったかのごとく、グルメ三昧に走って生き残った伊達政宗などもいる。

 本書では、論功行賞に授かった者、減封・改易に処せられた者はもちろん、寝返り組や各地の緒戦で奮闘した者、東西で袂を分けた親子、さらには舞台裏で戦乱の渦に巻きこまれた女性たちまで、気になる「あの人」の合戦後の人生を紹介する。

 それぞれの人物が歩んだのは、易き道か、それとも茨の道か? 山あり谷あり大逆転あり……、波瀾万丈の知られざる「ドラマ」に迫る!

 文庫書き下ろし。