美しい日本の習慣
発売日
2008年01月07日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66958-8

美しい日本の習慣

著者 幸運社編
主な著作 大人のマナー常識513』(PHP研究所)
税込価格 565円(本体価格514円)
内容 季節の行事、冠婚葬祭の儀式……伝統のしきたりとその由来を紹介する。生活の知恵から縁起かつぎまで、暮しに役立つ「なるほど」満載!



 若水、豆まき、彼岸の墓参り、大晦日の年越し蕎麦、お中元・お歳暮、大安や仏滅、清めの塩……。「カタチ」は知っていても、本来の意味は忘れられがちなのが、暮らしの中の「古きよき伝統」。それらをおろそかにしないことが本当の豊かさにつながるとして、「しきたり」「たしなみ」が見直されている。

 本書は、日本人にとっての身近な行事を、その由来や正しい作法とともに、「冠」「婚」「葬」「祭」に分類して紹介。より日常に即した、家族で読みたい暮らしの雑学である。

 「鏡餅を重ねる理由」「節分の豆を年の数だけ食べれば息災?」「三三九度は戦の献杯に由来」「十三詣で授かる福徳と智恵」「あの世で喉が渇かないために、末期の水を」など内容は充実。子どもに「なぜ?」と聞かれても、あわてず答えられるはずだ。

 便利さや速さ優先になりがちな現代だからこそ知っておきたい「ゆとり」「礼儀」の基本がわかる、社会人必携の1冊。

 文庫書き下ろし。