お江戸の「都市伝説」
発売日
2008年03月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66995-3

お江戸の「都市伝説」

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 戦国武将の意外なウラ事情』(PHP研究所)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 江戸時代にも「都市伝説」は存在した! 「人語を話す猫がいた!?」「八歳の少女が子どもを産んだ!?」など、その噂の真相に迫る!



 都市伝説の原点は、江戸時代にあった!

 本書では、江戸時代の都市部で噂された巷説を中心に厳選しました。当時日本各地に出没した幽霊・妖怪にはじまり、人知を超えた怪奇現象や実際に起こった怪事件、埋蔵金伝説までリアルなイラストを交えて紹介。例えば……

 灯りのない蕎麦屋へ行くと不幸が起こる=灯りなし蕎麦

 老猫は人間の言葉を話す=しゃべる猫

 将軍の居城にまつわる怪異現象=江戸城七不思議

 旗本に救われた河童の恩返し=本所の河童

 振り返った女は目も口もなかった=のっぺらぼう

 突然素っ裸で浅草に降ってきた京の若者=空から落ちてきた男

 8歳で身籠り星になった少女=とやの幽霊星

 獄死したはずの源内はじつは生きていた!=平賀源内生存説

 など、世にも奇妙な驚愕の100編。

 ウソかマコトか、まずは江戸の民衆たちが、恐れながらも心惹かれた怪奇譚を、じっくりとご堪能あれ。

 文庫書き下ろし。