古今東西「奇想建築」ミステリー
発売日
2008年11月04日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67126-0

古今東西「奇想建築」ミステリー
チチェン・イッツァ・ピサの斜塔から東京駅まで

著者 世界博学倶楽部著
主な著作 世界史迷宮入り事件ファイル』、『都市伝説王』(PHP研究所)
税込価格 628円(本体価格571円)
内容 傾いたままの状態を保ち続けるピサの斜塔、いまだ完成しないガウディの聖家族教会…。「世界の不思議建築」に隠された謎を解き明かす。



 世界には、「奇想建築」と呼ばれ、有名な観光スポットになっている建物がいくつもある。たとえば、アンコール・ワットやチチェン・イッツァ、マチュ・ピチュのような古代遺跡。ピサの斜塔や故宮、エカテリーナ宮殿…。誰もが聞いたことのある建物ばかりだ。そしてそれは、海外にかぎったことではない。日光東照宮、出雲大社、旧首相官邸など、わたしたちの住むこの日本にも、不思議な建築物がたくさんある。なにげなく利用する東京駅にも、わたしたちの知らない事実があった。これらの建物は、なぜ「奇想建築」と呼ばれるのか。それは、その建物に謎が隠されているからである。古代遺跡に現代技術をも凌駕する高度な技術が使われていたり、キリスト教の聖堂に異教野デザインが使われていたり、そもそも制作者がわからなかったり…本書を読めば、現地に行って、実物を見て確認したくなる。有名建築に隠された意外な事実を解き明かしていく、「奇想建築」案内書。