文蔵 2010.12
発売日
2010年11月15日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67220-5

文蔵 2010.12

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 いま話題の法廷ミステリーの傑作と読みどころを紹介しつつ、裁判員制度をはじめ、司法制度の基礎知識を解説。



 【特集】「法廷ミステリー」の楽しみ方
●[インタビュー]和久峻三◎作家になるために弁護士になった、私だからこそ書けるもの
●[インタビュー]大門剛明◎判決の瞬間には、人間性がすべて表れる緊張感がある
●図解で知る「裁判」ってどんなもの?
●裁判官・検察官・弁護士の「お仕事」とは?
●司法制度の現在(いま)を理解する 7つのキーワード&ブックガイド
●よくわかる!「法廷用語」の基礎知識
●[コラム](1)歴史・時代小説にみる異色作 (2)訴訟大国アメリカが生んだ傑作・快作

 【好評連載小説】宮部みゆき 桜ほうさら(21)

 【連載小説】
●山本兼一 まりしてん誾千代姫(2)
●山本 弘 MOONSTONE UFOはもう来ない(2)
●あさのあつこ 当世侠娘物語 ガールズ・ストーリー◎自立篇(3)
●津本 陽 闇からの眼 忍びの者(5)
●朱川湊人 秋の雨 箱庭旅団(6)
●安部龍太郎 レオン氏郷 獅子王氏郷(11)
●池永 陽 向こうがわの人間 向こうがわの蜂(11)
●ヒキタクニオ キリ 跪き、道の声を聞け(終)
●中村彰彦 小田山へ 花ならば花咲かん(終)
●火坂雅志 大和守護 その七 鬼神の如く(38)
●山本一力 焼津節 その四十五 献残屋佐吉御用帖(45)

 【特別対談】
●『風の陣』シリーズ完結記念 蝦夷の若きリーダー・伊治鮮麻呂の大いなる魅力 高橋克彦(作家)×一力雅彦(河北新報社社長)

 【話題の著者に聞く】
●大沼紀子『ばら色タイムカプセル』読んで気持ちが楽になれるような作品を書いていきたい

 【ノンフィクション】
●河合香織 日曜午後三時 児童養護施設の休日 ウィークエンド(14)
●秦 郁彦 ベトナム残留日本兵の春秋 太平洋戦史奇譚

 【連載エッセイ・漫画】
●赤瀬川原平 墓の透視図 墓活のこと(3)
●今日マチ子 ペコポコ(10)
●茂木健一郎 命掛けで突っ立った 言葉と測りあうために──心と脳に効く名言(13)
●鹿島 茂 唯一の名前 『失われた時を求めて』を完読する(35)
●竹内一郎 しぶとく自分と闘うこと ここ一番に強い人(終)