零戦と大空のエースたち
発売日
2012年08月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67861-0

ビジュアル特別編集
零戦と大空のエースたち
坂井三郎とラバウル航空隊

著者 『歴史街道』編集部編
主な著作 歴史に学ぶ「リーダー」の行動力』(PHP研究所)
税込価格 734円(本体価格667円)
内容 坂井三郎、岩本徹三、西澤廣義……劣勢の中、闘いを挑んだ「不撓不屈」のエースたちが愛機である零戦とともに甦る! 写真満載の保存版。



 オーストラリアの北、ニューギニアの東に位置するニューブリテン島ラバウルでは、昭和17年から19年にかけて、太平洋戦線の最前線として日々、熾烈な航空戦が繰り広げられた。

 連合軍のパイロットは「ドラゴン・ジョーズ(龍の顎)」と呼んでラバウルを恐れたが、それは地形が龍の顎に似ているからだけでなく、そこに精強無比の零戦(零式艦上戦闘機)隊が待ち構えていたからであった。坂井三郎、西澤広義、岩本徹三など、名だたるエースたちを輩出し、日本海軍最強を謳われた「ラバウル航空隊」である。

 米軍の反攻が進むにつれ、ラバウルには連日、数百機の敵機が来襲し、これを30機程度の零戦で迎撃し続けた。物量に勝る敵に対し、苛酷な消耗戦を強いられながらも、「敵機は俺たちが必ず落とす」という強烈な自負と誇りを胸に「不撓不屈の魂」で闘い続けた彼らの活躍を、貴重な写真と華麗なイラスト、彼らが愛した零戦の詳細図とともに紹介する。

 文庫オリジナル。