日本はこれからも経済一流国だ
発売日
2008年07月31日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-70124-0

日本はこれからも経済一流国だ

著者 森谷正規著 《技術評論家》
主な著作 『中国経済 真の実力』(文春新書)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 自動車、機械、エネルギー、電機……日本のモノづくりが今後どのような進化を遂げ、世界をリードするかを明らかにした近未来技術読本。



 日本の一人当たりGDPがOECD諸国の中で18位に低下するなど、日本経済は凋落の道を歩みつつあるという声が大きくなっているが、果たしてほんとうだろうか。

 本書は、技術評論の第一人者が、次代を支える最先端技術を紹介しつつ、日本の強みを活かす方法について述べたもの。

 自動車の軽量化、ハイブリッド化、燃料電池化で世界をリードするのが日本である。工作機械、建設機械、産業ロボットで世界の王者に立つのは日本である。エネルギー技術、原子力発電においても日本が主役の時代がくる。電機産業も、自動車産業との連携や情報システムへの展開によって大きな飛躍が期待できる。

 著者はいう。「日本は、これまでも、これからも、モノづくりで生きていくべきであり、製造業が収益を大いに上げて、働く人たちの給料を増やし、一人当たりGDPを上げていかないといけない」と。本書は、モノづくりに携わるすべての人々に贈る応援歌でもある。