伊達政宗と片倉小十郎
発売日
2009年01月15日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-70503-3

名将・名軍師立志伝
伊達政宗と片倉小十郎
友誼の主従

著者 戦国歴史研究会著
主な著作 天下一の傾奇者 前田慶次』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 先見力・洞察力に優れた武将伊達政宗と、智勇を兼ね備え、政宗の剣術指南も務めたという軍師片倉小十郎。その関わりと魅力に迫る。



 名将軍とその参謀、二人の生きざまを文章解説と漫画でつづるシリーズ。豪華絢爛を好むことで知られ、「伊達者」の語源にもなった伊達政宗は、先見力・洞察力に優れた武将であるとともに、和歌・漢詩などの文学的素養を多分に持った人物だった。今なお言い伝えられている名言・名行の逸話は数知れない。一方、伊達家中での片倉家の家格は、最高の「一門」ではなく二番目の「一家」であり、石高も最多ではなかった。にも関わらず、小十郎(本名:景綱)は、「武の伊達成実」と並んで、「智の片倉景綱」と呼ばれ、名軍師として活躍した。一説によれば剣術にも長け、幼少期の政宗の剣術指南も務めたと言われるなど、智勇を兼ね備えた武将であったとも伝えられている。本書では、こうした逸話の一つひとつについて解説し、二人の人間的魅力に迫っていく。