100年に1度のチャンスを掴め!
発売日
2009年04月17日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-70948-2

100年に1度のチャンスを掴め!
サブプライム・ローン問題後のマーケットはこう動く

著者 藤巻健史著 《フジマキ・ジャパン代表取締役》
主な著作 『マネーはこう掴む』(光文社)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 今回の危機は技術的問題が恐怖心によって増幅されたに過ぎない。次に来るのは資産インフレ。現金が紙屑にならぬよう、今こそ投資だ!



 「100年に1度の危機」と騒がれている。サブプライム・ローン商品の価格の暴落に端を発した世界的な金融システム不安は、資本主義の崩壊だとまでいわれている。

 

 しかし、これはテクニカルな問題でしかない、と著者は指摘する。もともと高すぎたサブプライム・ローン商品が、「バナナの叩き売り」によって理論値よりも安く取引され、その価格が時価となって各社の損益決算書の見栄えが悪くなった、というのが実態である。

 さらに、サブプライム・ローンという「見えない敵」への恐怖心からパニックに陥り、過剰反応が起きているのだ。

 

 サブプライム・ローン問題は早晩終わり、次に来るのはインフレである。それは、巨額の財政赤字を抱える日本国が取るべき政策でもあり、日本経済復活への道でもある。ならば、インフレに備えて株や土地などの資産を持つべきだ。

 

 「伝説のディーラー」が、次の時代に唱える投資法を提言する。