加藤嘉明(よしあき)
発売日
2017年04月28日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76265-4

加藤嘉明(よしあき)
「賤ヶ岳七本鑓(やり)」知られざる勇将

著者 近衛龍春著 《作家》
主な著作 真田信綱』(PHP研究所)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 この寡黙な男を、なぜ家康は恐れたのか? 流浪の身から一代で、会津40万石の太守へ上り詰めた「賤ヶ岳七本鑓」の勇将の激闘を描く!



 天下人が惚れた「万能」の武将!

 流浪の身から黙々と戦い続け、「賤ヶ岳七本鑓」の一人として勇名を馳せた加藤嘉明――。

 加藤清正、福島正則らと少年時代から戦功を競い、野戦、海戦、築城とあらゆる方面で力を発揮する。

 三木城の攻防を皮切りに、山崎の戦い、賤ヶ岳合戦、島津討伐、小田原攻めなど、秀吉の天下統一の戦いで出世の階段を次々と登る嘉明。さらに、朝鮮出兵では水軍を率い、敵将・李舜臣をあと一歩まで追い込む活躍も見せた。

 関ヶ原合戦後は家康に“沈勇の士”と重んじられ、東北の要となる会津四十万石の大名に大抜擢を受ける。

 「賤ヶ岳七本鑓」で最後まで生き残り、乱世の終焉を見届けた男の激闘の生涯を描く!

 文庫書き下ろし。

 【本書の目次】
●第一章:抜け駆けの初陣 
●第二章:凶報と大返し 
●第三章:天王山を取れ 
●第四章:七本鑓 
●第五章:水軍編成 
●第六章:海戦 
●第七章:朝鮮出兵 
●第八章:日本水軍の反撃 
●第九章:乱世再び 
●第十章:関ヶ原合戦