中国の正体
発売日
2015年08月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76399-6

中国の正体
社会主義の衣を脱いだ封建王朝

著者 北村稔著 《立命館大学名誉教授》
主な著作 『「南京事件」の探求』(文春新書)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 中国人に共産党は必要だったのか? 社会主義で幸せになったのか? 近現代史を俯瞰し、外からは見えない中国の実相と悲劇を解き明かす。



 櫻井よしこ氏、推薦! 「中国の実相は日本人の想像を絶する。その真実の姿を、本書を通して知ってほしい。」

 著者の北村稔氏は、こう語る。

 中国共産党がたどった社会主義革命への道は、目標とは全く異なる社会を出現させた点において、大悲劇であった――。

 本書は、清朝末期から現代に至るまでの中国の歴史を俯瞰しつつ、中国共産党がいかにして誕生し、いかにして国民党に勝利して政治権力を掌握したのか、そして今日の混乱に至った真因を解き明かしたものである。中国との向き合い方が喫緊の課題となっている今、日本人必読の書と言えよう。『中国は社会主義で幸せになったのか』を改題し、改訂増補。

 ◎目次◎

 序章 中国という悲劇

 第一章 虚像の中華人民共和国

 第二章 マルクス主義が中国に侵入した理由

 第三章 なぜ国民党ではなく共産党だったのか

 第四章 幸福になれない中国人

 終章 中国に社会主義は必要だったのか