文蔵 2015.3
発売日
2015年02月13日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76501-3

文蔵 2015.3

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 682円(本体価格620円)
内容 【特集】印象派、浮世絵から現代アートまで 小説で「芸術」を楽しむ 【インタビュー】原田マハ 【連載小説】荒山徹「白村江」/五十嵐貴久「エール」(終)/小路幸也「ロング・ロング・ホリディ」/中村彰彦「疾風に折れぬ花あり」/諸田玲子「帰蝶」 ほか



 【特集】印象派、浮世絵から現代アートまで 小説で「芸術」を楽しむ
●【インタビュー】原田マハ 「アートを伝え残す者」の一人となる矜持をもって
●【ブックガイド】傑作絵画や画家の生き様に酔いしれる名作26……大矢博子 巨匠たちの絵が見たくなる!/技術と頭脳が醍醐味の美術ミステリー/日本美術史を彩った絵師たち/百花繚乱、浮世絵から女性画家まで/プロだけじゃない! 青春の美術部小説

 【読切連作小説
●田牧大和 姫君妖道中 行方知れずの御神刀「宵丸」の声が聞こえた。暁と秀馬は品川へ向かう。

 【感動の最終回!◎連載小説】
●五十嵐貴久 希望 エール(終) 沼で溺れるタクトにセータは手を差し伸べるも、振り払われてしまう。

 【連載小説】
●諸田玲子 帰蝶──事の始 4
●小路幸也 ロング・ロング・ホリディ 8
●荒山 徹 開戦十六年前 白村江 9
●中村彰彦 蚕とともに その二 疾風に折れぬ花あり 18
●柴田よしき 第五章 ふたりだけの問題(3) わらし花子と涼菜の憂鬱 21

 【連載エッセイ】
●斎藤明美 「わざわざ映画館まで足を運んでくれて、自分の財布からお金を出して、私が出ている映画を観てくださった人達、その一人一人が、私の勲章です」 高峰秀子が遺した言葉 5
●北大路公子 「邪神」と闘う運命を背負って 私のことはほっといてください 10

 【話題の著者に聞く】
●東川篤哉『探偵少女アリサの事件簿』 意表を突くキャラクター設定と舞台となる街から物語が生まれる
●鹿島田真希『少女のための秘密の聖書』 野蛮さによって本当の正しさや愛がわかってくる