新装版 勝海舟 下
発売日
2009年10月01日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-77188-5

新装版 勝海舟 下

著者 勝部真長著 《元・お茶の水女子大学名誉教授(故人)》
主な著作 『氷川清和』(角川文庫)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 江戸無血開城を成し遂げた勝が維新後に期したもの――それは、徳川家の存続と徳川慶喜の名誉回復、そして旧幕臣の生活安泰だった。



 維新後の世に、是が非でも守ろうとしたもの――。徳川家と旧幕臣の保護・結束を目指して、死の直前まで奮闘した三十年の月日。哲人政治家・海舟の真価を見据える。

 海舟の本当の価値は、明治の活動にある!

 

 【下巻目次】

 第十章 「智勇の将」ふたり――江戸開城の談判

 第十一章 慎みの人々――徳川とともに駿府へ下る

 第十二章 動揺の火種――東京定住と海舟の復帰

 第十三章 氷川、赫々の日々――徳川の“保護と束ね”の三十年

 第十四章 達人は大観す――海舟の人間学

 終章 残照の彩――海舟の歿後