新装版 勝海舟 中
発売日
2009年10月01日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-77187-8

新装版 勝海舟 中

著者 勝部真長著 《元・お茶の水女子大学名誉教授(故人)》
主な著作 『氷川清和』(角川文庫)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 黒船来航で日本は回天の地鳴りが響き始めた。時代がその存在を求めていたのか、軍艦奉行に抜擢された勝海舟が見据えていたものは?



 海舟が33歳で幕府に見出されたのは、「幕末動乱」という時代の要請でもあった。

 海軍の育成に情熱を傾けながら、倒幕のうねりに期した、海舟の心底を描く。

 海舟は日本を何処に導こうとしたのか!?

 

 【中巻目次】

 第五章 天命の予感――窮境の中、兵術・蘭学練成のとき

 第六章 群星かがやく――長崎海軍伝習所に集う逸材たち

 第七章 開明への船出――咸臨丸渡米と攘夷の嵐

 第八章 虚しい奔走――神戸海軍操練所にかけた夢

 第九章 回天の地鳴り――宮島談判から鳥羽伏見の戦