いっきに読める三国志
発売日
2009年11月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-77528-9

いっきに読める三国志
豪勇無双の男たちの覇権をかけた物語

著者 島崎晋著 《歴史作家》
主な著作 いっきに読める史記』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 黄巾の乱から曹操・劉備・孫権の三国時代を経て、晋による中国統一まで、数多くの英雄の活躍を描いた陳寿の正史『三国志』を描く。



 正史『三国志』は、中国の西晋時代に陳寿によって編纂された歴史書で、今なお人気の高い名著中の名著である。

 その正史『三国志』には、魏の曹操・蜀の劉備・呉の孫権の三国の英雄から関羽・張飛・趙雲・呂布・曹仁・太史慈などの豪傑たち、諸葛亮・司馬懿・周瑜・陸遜などの智将たちまで、魅力あふれる英傑が次々と登場する。

 本書では、それらの英傑たちが登場する長大な古典『三国志』の全ストーリーに裴松之の注を加えたものを一冊に凝縮、さらにわかりにくい内容には注や地図・写真を入れてやさしく解説する。また、正史『三国志』本来の紀伝体を編年体に改めたつくりとしているので、黄巾の乱から晋による天下統一までの流れを時間を追って、しかも短時間に読むことができるようになっている。創作が含まれた『三国志演義』とはひと味違う、面白い話がたくさん詰め込まれた『三国志』がいっきに読める一冊。