生物多様性の大研究
発売日
2011年05月20日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78146-4

なぜいろいろな生き物がいるの?
生物多様性の大研究
地球でともにくらす知恵をさぐろう!

著者 小泉武栄監修 《東京学芸大学教授》
主な著作 『川の総合学習』(ポプラ社)
税込価格 3,080円(本体価格2,800円)
内容 植物、動物、微生物など多様な生物のはたらきで保たれている地球の生態系。多様性によるめぐみと人間がもたらした危機の現状を紹介。 



 地球には、名前がついているものだけでも175万種の生き物がいて、おたがいにつながりあって生きています。たくさんの種類の生き物がいることを「生物多様性」といい、その多様性によってつくられ生態系から、人間は、生きていくために必要な食べ物、資源などのめぐみをうけています。しかし現在、地球は、毎年4万種の生き物が絶滅するという、38億年の生命史上で6回目となる大量絶滅の危機に直面しています。人間が豊かな生活を求めて乱獲や過度の自然開発を行ってきたことが原因です。本書では、さまざまな環境における生物多様性の実態、それらがわたしたちにもたらしてくれるめぐみ、そして人間が招いた危機の現状とそれを回避するための取り組みについて、多くの写真とイラストを使って解説します。

 第1章 生物多様性を形づくっているもの/第2章 生物多様性のめぐみ/第3章 生物多様性があぶない!/第4章 生物多様性のためにできること