考えよう! 子どもの貧困
発売日
2017年09月12日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78707-7

考えよう! 子どもの貧困
なぜ生じる? なくす方法は?

著者 中嶋哲彦監修 《名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授》
主な著作 『子どもの貧困ハンドブック(共著)』(かもがわ出版)
税込価格 3,300円(本体価格3,000円)
内容 なぜ「子どもの貧困」が生じるのでしょう? 日本社会の問題点を示すとともに、どうすれば貧困をなくすことができるかを考えます。



 「子どもの貧困」とは、17歳以下の子どもが、その国のちょうど中間の所得の半分以下の所得しかない家庭で暮らし、相対的貧困の状況に置かれていることをいいます。日本では6人に1人の子どもが貧困状態にあります。なぜ、こうした貧困が生じるのでしょう? 日本社会の問題点を示すとともに、どうすれば貧困をなくせるかを考えます。

 [第1章]日本の社会と身近な「貧困」……子どもの貧困の現状/子育てに必要なお金/さまざまな体験をするためのお金/貧困とは、どのような状態?/日本の相対的貧困率 他 [第2章]なぜ、貧困が生じるの?……低賃金・不安定雇用の増大/所得再分配制度の問題点/社会保障制度の問題点/貧困は自分や親の責任なの?/不安定な雇用の拡大/ワーキング・プアって何? 他 [第3章]なくそう!子どもの貧困……政府の取り組み/学校教育とお金/子どもを見守る目、見守る心/みんなが自分にできることから 他