本当にあった? 恐怖のお話・魔
発売日
2018年02月20日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-78742-8

本当にあった? 恐怖のお話・魔

著者 たからしげる編 《児童文学作家》
主な著作 本当にあった? 世にも不思議なお話』、『本当にあった? 世にも奇妙なお話』、『本当にあった? 世にも不可解なお話』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 児童文学界で活躍中の著名作家10名による短篇アンソロジー。「悪夢」や「呪い」など、自身が体験した恐怖の出来事を物語にした一冊。



 児童書界の第一線で活躍している十人の著名作家が、身のまわりで「本当にあった恐怖」の出来事をもとに書き下ろした十のお話。その作風は大きく二つに分かれます。一つは、「本当にあった」ことをもとに作家としての想像力をさらに加えて、一つの物語に仕上げたものです。もう一つは、作家自らが体験したり見聞きしたりしたさまざまな種類の恐怖の出来事を、そのまま紹介したものです。本書のキーワードは「魔」です。人間の悪意や邪念が生みだした負のエネルギーが、形を変えて成長していく…そんな抵抗しようもない恐怖の物語が十編そろいました。

 みずのまい『メラメラファイヤー』/赤羽じゅんこ『おいで おいで』/竹内もと代『ヒガンバナ』/吉野万理子『黒い波』/川北亮司『霊を呼ぶベンチ』/野村一秋『通せんぼ』/せいのあつこ『がたがた』/田部智子『あっちの茶の間』/岡信子『犬の思い出』/梨屋アリエ『あの手が握りつぶしたもの』