野口裕之の「安全保障読本」
発売日
2011年03月16日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-79656-7

野口裕之の「安全保障読本」

著者 野口裕之著 《産経新聞九州総局長》
主な著作 『イラク自衛隊の真実』『武士道の国から来た自衛隊』(以上扶桑社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 『産経新聞』連載の名物コラムを一挙掲載! 軍事とは何か。外交とは何か。これがいま、わが国で最もレベルの高い安全保障論だ。



 「平和を欲するなら戦争を学べ」。4世紀ローマの戦略思想家ヴェゲチウスの言葉である。日本ほど、この言葉を実践していない国を知らない。──本文「はじめに」より

 著者は「タカ派のなかのタカ派」の異名をとる、わが国第一級の軍事・外交問題専門記者。心ある読者の注目を集めてきた『産経新聞』の連載コラム「安全保障読本」を、2007年5月掲載の第1回から最新の第49回まで、洩らさず一挙掲載。日本人がいま見逃してはならない軍事情勢とは何か。外交問題とは何か。本書はそこに誤魔化しのない答えを与えてくれる。

 【本書の内容】 専守防衛 抑止力にならず/「強いが、負ける」日本/中国の“洋務運動”に手を貸す欧州/F22は日米同盟のカスガイ/北“核実験”は本当だったか/米「親中非日」の見極め方/「民主党」が弱める同盟の絆/中国の“トロール漁船”警戒を/中国が「制空権」を確立する日/米“大撤退”への覚悟はあるか/ほか