マクドナルドの経済学
発売日
2012年03月21日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79662-8

マクドナルドの経済学

著者 原田泳幸著 《(原田)日本マクドナルド会長兼社長、(伊藤)東京大学教授》
伊藤元重
主な著作 <原田・主な著作>『とことんやれば、必ずできる』(かんき出版)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 不況下でも増収・増益の「外食産業の王者」の秘密にエコノミストが迫る。社員がやる気を出す秘訣、マックのビジネスモデルが明らかに。



 「円高も円安も織り込み済み」「行列ができると背筋が寒くなる」「なぜ沖縄の店舗売上高が高いのか」「残業をしないと来年の利益につながる」。誰もが知るブランドでありながら、その営業、経営の本質がいまだ解明されていない企業・マクドナルド。本書は「外食の王者」の本質に、日本を代表する経済学者が迫る一冊である。マックを導く原田泳幸氏(日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長兼社長兼CEO)が説くのは、カスタマー・リテンション(顧客の保持)や顧客獲得率を高める手法、そして「アメリカ」という価値観をどこまでも守り抜くマクドナルドならではの「ゴールドスタンダード」戦略である。いずれも、店舗での地道な10円、100円の売り上げと、それを生む従業員(クルー)の努力と成長によって支えられている。マックの店舗では何が行なわれているのか。なぜデフレでも売り上げや来客数が増えるのか。すべての疑問にトップが答える。