「いま」の日本が知っておくべき アジア情勢
発売日
2015年05月13日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82431-4

「いま」の日本が知っておくべき アジア情勢

著者 ワールドエコノミー研究会著
主な著作 [図解]一目でわかる! 世界経済のからくり』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 飛躍的な経済発展と軍拡競争という二面性を持ち、いま世界で一番熱い地域アジア。その経済・政治・軍事・外交情勢が一気にわかる本。



 中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)に、なんとイギリス、ドイツ、ロシアなど世界57カ国が参加! いまのアジアを象徴するかのような出来事がこの事件である。すなわち、いま経済の重心はアメリカやヨーロッパから、アジアにシフトしつつある。経済成長著しい東南アジアでは、ASEAN10カ国がAEC(ASEAN経済共同体)の創設を予定しており、もし実現すればEUや北米以上の巨大市場が誕生する。

 軍事面でもアジアは現代版「世界の火薬庫」の様相を呈している。覇権確立を狙う中国による急速な軍事力増強とシーレーン確保に対抗して、インドや東南アジア諸国が軍拡を進めているのだ。北朝鮮の動向も予断を許さない。

 本書はこうしたアジアの経済、軍事、政治の実態を最新データと地図を駆使して徹底分析。これ1冊読めばアジア情勢の全貌を短時間で俯瞰することができ、今後の日本の行く末と取るべき道が自ずと見えてくる。