仕事で「敵をつくる言葉」「味方ができる言葉」ハンドブック
発売日
2019年04月10日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84265-3

仕事で「敵をつくる言葉」「味方ができる言葉」ハンドブック

著者 本間正人著 《京都造形芸術大学副学長》
主な著作 [決定版]ほめ言葉ハンドブック』(PHP研究所)
税込価格 1,265円(本体価格1,150円)
内容 「普段はこんなことは無いんですが」「オレ確認したよね?」「ちょっとは休んでね~」……思わず言ってしまう無神経な一言と、代替案を紹介。



 「こうすればよかったのに」「わかります?」「オレ確認したよね?」「ちょっとは休んでね~」……こうした言葉を何気なく使っていませんか? 自分にとってはなんでもない一言でも、相手はその言葉から優越感や「上から目線」、保身の感情を感じ取ったり、単なる自己満足だと反感を抱いたりするかもしれません。本書ではついつい職場で使ってしまうこうしたNGワードについて、コーチングの第一人者がその言葉から垣間見える心理構造を解説し、好感度が上がる言い換え例を提案します。

 「こうすればよかったのに」の場合は「今回は残念だったね」「これからどうしようか」。「わかります?」の場合は「伝わっていますか?」。「オレ確認したよね?」の場合は「ぼくの記憶のなかではこうなっているんだけど、きみの記憶のなかではどういうふうになっているのかな」。「ちょっとは休んでね~」の場合は「○○さんの仕事の進捗具合だと、いつぐらいに休みを取るのがベストかな?」といった具合です。

 自分が言葉を発する前には、少し間を置いて、敵をつくる発言を抑えましょう。そして味方ができるような言葉を使って、自分も相手も気持ちよくなるコミュニケーションを心がけたいものです。