海洋の日本古代史
発売日
2021年04月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-84914-0

海洋の日本古代史

著者 関裕二著 《歴史作家》
主な著作 縄文文明と中国文明』(PHP研究所)
税込価格 968円(本体価格880円)
内容 海に守られちょうどいい幸せを享受した日本。有史以前から果敢に大海原に漕ぎ出し最先端の知識と技術を持ち帰った「海人」の歴史を辿る。



 日本人はただの稲作民族ではない。海の幸も豊富で、海の民の技術の高さは、古代から東アジアに知れ渡っていた。それにもかかわらず、「海と海人(あま)の古代史」は、これまで注目されてこなかった。海外との交流を視野に入れなければ、ヤマト建国の意味や日本人の正体もわかってこない。アメリカと中国の間で揺れ動く現代日本。その進路を知るためにも、古代の列島人が中国文明にどう対峙したかを知ることは必須である。古代史関連書籍約200冊の著者がたどり着いた「日本人とは何か」「日本人はどう生きるべきか」の最終結論。