無理をして生きてきた人
発売日
2024年03月14日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85673-5

無理をして生きてきた人

著者 加藤 諦三 《社会学者、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティ》
主な著作 絶望から抜け出す心理学』(PHP研究所)
税込価格 1,133円(本体価格1,030円)
内容 「不幸な良い子」だった人は、軽く扱われてきて、心が疲れてしまっているのかもしれない。我慢し続けた人に送る、激励のメッセージ。


●いつも正しく生きているのに、なぜかトラブルが多い
●人が楽しそうにしているのが気に入らない
●なぜだか、その人にイライラさせられる
●「温かい無関心」を求める人 ……

 ――家族の中で我慢してきた「不幸な良い子」だった人へ

 幸せになるために、まず自分の不幸を受け入れること。

 相手の何気ない言動で、なぜか急に不快になってしまう。どこか冷めたところがあって、心から楽しいと思ったことがない。生きることに疲れてしまうことがある――子供の頃から「不幸な良い子」だった人は、自分が軽く扱われてきたことに気づかず、心が疲れてしまったのかもしれない。長年、心理学を通して人生を探究し続けた著者が、我慢して生きてきた人に向けて激励のメッセージを送る。

 〈本書の構成〉

 第1章 ちょっとしたことで悩む理由

 第2章 軽く扱われて生きてきた

 第3章 記憶に凍結された恐怖とは

 第4章 幸せになるには、まず不幸を受け入れる