土の大研究
発売日
2022年09月05日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-88070-9

土の大研究
5億年の大地のなぞをさぐろう

著者 藤井一至監修 《国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所主任研究員》
主な著作 『土 地球最後のナゾ』(光文社新書)
税込価格 3,520円(本体価格3,200円)
内容 5億年かけてつくられた地球の土は、人類をはじめ陸上のすべての生物を養っています。その土のなぞと消失の危機にある現状を紹介。



 陸上生物のすべては、大地をおおう土の恵みによって生きています。その土は、1㎝できるのに100~1000年かかるといわれ、地球の土は生物の上陸から5億年かけてつくられました。しかし、その土が侵食や砂漠化、塩害、汚染などによって、急速に消失・劣化しています。土とはどういうもので、どのようにしてつくられるのでしょうか。地球の土を守るにはどうすればいいのでしょうか。土のなぞと危機にある現状をわかりやすく紹介します。

 第1章 土って何だろう?……土は何でできている?/土の構造/土のでき方/地球の土の歴史は5億年/土の種類/コラム:土を食べる

 第2章 土と私たちのくらし……土の役割(食物連鎖の要/大気や水の循環経路)/人類を支える肥沃な土/日本人の生活と土のかかわり/コラム:ポテトの値上げと土の関係

 第3章 地球の土を守ろう!……地球の土が消える?(土壌侵食/砂漠化と塩害/土壌汚染)/地球の土を守るには/土を生かす新しい農業のかたち