声をあげよう、社会は変えられる
発売日
2023年07月11日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-88124-9

声をあげよう、社会は変えられる
子どもが政治参加する方法

著者 林 大介監修 《浦和大学准教授》
主な著作 『「18歳選挙」で社会はどう変わるか』(集英社新書)
税込価格 3,850円(本体価格3,500円)
内容 子どもでも、大人と同じ主権者として意見を表明し、社会を変えられることを説くとともに、子どもでもできる政治参加の方法を紹介。



 子どもでも、主権者として政治参加できる!

 「子どもの権利条約」をふまえた「こども基本法」がようやく施行されました(2023年4月)。虐待・いじめ・不登校・自殺の増加、貧困やヤングケアラー問題など、子どもたちをとりまく環境が悪化しています。子どもたちも、おとなと同じ主権者として意見表明権や参政権があることを説き、実際に政治参加する方法を紹介します。

 第1章 子どもの声が社会を動かしつつある

 子どもをとりまく環境が悪化している/若い世代から出る不満/子どもや若者が声をあげはじめた/SNSを活用して意見を表明する/[みんなの政治コラム]SNSを使って、人種差別に立ち向かう

 第2章 子どもには意見を表明する権利がある

 子どもにも大人と同じ権利がある/子どもだからもつ権利もある/子どもの権利を守る新しい法律/[みんなの政治コラム]子ども条例ってなに?

 第3章 政治のしくみ

 社会のなかで生きるということ/憲法にもとづく日本の政治/民主主義でのものごとの決められ方/社会のルール(法律や条例)のつくられ方/[みんなの政治コラム]子ども議会ってなに?

 第4章 子どもの政治参加

 日本の子どもは学校づくりに参画できている?/子どもには学校の自治に参画する権利がある/学校の自治に参画する/自治体にはたらきかける/社会にはたらきかける/未来の有権者のための模擬選挙/政治はよりよい未来のために