ソフト・パワー経済
発売日
1999年11月24日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-60915-7

ソフト・パワー経済
21世紀・日本の見取り図

著者 竹中平蔵著 《慶応大学教授》
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 日本繁栄への新戦略とは何か。知的所有権や情報・通信力の強化、世界都市・東京の再生、世界的人材の育成等、総合力を高めるアイデアが満載。



 全世界にデジタル情報革命の嵐が吹き荒れる今、日本は正念場に立たされている。時代の嵐を上手く掴み、再び活気あふれる社会を創るには何が必要か。 本書では、世界中の「人・モノ・金」が集まる魅力ある日本を創るためのアイデアを縦横無尽に語り尽くす。 著者は以下のような提案をしている。「必要なのは資産を効率よく運用する市場」「銀行に頼らない金融ルートをつくる」「法人税を下げないと競争力を失う」「お金持ちの税金を引き下げる」「失業保険と年金の充実で国民に安心感を」「都市インフラ整備にもっとお金をかける」「大人が刺激を受ける街をつくろう」「『今のことを今解決する』ことが重要」「競争力のある政治力を持て」「人材の能力を高めるための『教育バウチャー』を」「インフラと情報を重視する思想が重要」。 IT革命によって生まれる21世紀型経済の、リーダーとなり栄えるための指針を明示した、ビジネスマン必読の一冊。