平成の教訓
発売日
2019年02月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84204-2

平成の教訓
改革と愚策の30年

著者 竹中平蔵著 《東洋大学教授、慶應義塾大学名誉教授》
主な著作 大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界』(PHP研究所)
税込価格 990円(本体価格900円)
内容 平成改革の立役者が「今だから話せる」話を交えながら、様々なデータから平成を分析・総括。時代を動かしたダイナミズムと次の30年への教訓とは。



 小泉総理の平成改革の立役者・竹中氏だけが語れる、平成改革の全内幕!

 昭和が「激動の時代」であったなら、平成は「激変の時代」であった。小泉政権で大臣を歴任し、郵政民営化政策などの立役者として激変の時代の渦中に身をおいた著者。著者は本書で「平成とは『まだらな30年』だった」と説く。それは、数々の改革と愚策がまだら模様を織り成した時代だった。経済成長率、物価、株価、人口、貧困率……など様々な統計や往時の内幕を交えながら、平成から汲み取れる教訓を考察する。

 平成の30年を動かしたダイナミズムとは何だったのか。平成を検証することは、次の時代の正しい道標へとつながるだろう。

 【目次より】
●序章 平成とはなんだったのか 
●第1章 平成30年間は「まだら」な時代―「失われた30年」と見るのは誤りだ 
●第2章 平成時代をクイックレビューする―まだら模様は、何がどう織り成していったか? 
●第3章 平成に「失われたもの」とは、何だったのか―私たちは何を失って、何を得たのか 
●第4章 平成に進行した「改革」の内幕―小泉改革の真実と、平成の改革者たち 
●第5章 平成に横行した「10の愚策」を検証する─どんな愚策が、成長を鈍らせ、改革を阻んだか 
●第6章 平成が示す、未来への教訓―「非連続の変化」を実現せよ