目からウロコの三国志
発売日
2001年11月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-61773-2

目からウロコの三国志
複雑な時代背景と人物像がよくわかる!

著者 桐野作人著 《歴史作家》
主な著作 『破三国志』(学習研究社)
税込価格 1,485円(本体価格1,350円)
内容 ゲームや長編マンガなどでおなじみの三国志の世界を、わかりやすく解説! 初心者もそうでない人にも、魅力あふれる三国志本の決定版!



 「苦肉の計」、「水魚の交わり」、「泣いて馬謖を斬る」……。これらは日本でもなじみの深い格言だが、すべて中国の『三国志』から出ている。

 日本人にとって、『三国志』の世界は、身近であり昔から親しんできたものなのだ。また、近年ではゲームや小説によって若い人たちにも人気がある。劉備、関羽、張飛、諸葛孔明、曹操、呂布など、群雄たちの活躍は、老若問わず心ひかれる何かがあるのだ。

 しかし、その複雑な政治背景や多数の登場人物がいることから、わかりにくい話ともいえる。虚構が入り交じり、真実の見極めも難しい。本書はそうした難解な史実を、合戦を中心にして展開、随所にいれられた図表とイラストでわかりやすく解説する。『三国志』の歴史の流れとともに、主な人物の動きやエピソードが理解できるほか、著者ならではの見解などが盛り込まれ、『三国志』初心者はもちろん、上級者にも読み応え十分な一冊。