こころの潜在力
発売日
2006年09月21日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-65549-9

こころの潜在力
宮本武蔵と中村天風

著者 合田周平著 《(合田)元天風会理事長、(岩見)二天一流・第11代宗家》
岩見利男
主な著作 <合田・主な著作>『中村天風リーダーの心得』(実業之日本社)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 宮本武蔵と中村天風。時代は異なっても、肉体は精神によって統御されるという思想は共通している。人間の心の持つ偉大な力を説く。



 宮本武蔵と中村天風。時代も職業も異にするこの二人に共通するものとは何か。実は中村天風は武蔵の『五輪書』に大きな啓発を受け、著者にも読むよう強く薦めていたという。天風哲学の形成に宮本武蔵の思想が大きな影響を与えたことは確かである。

 それでは、天風が共感した武蔵の思想の根幹とは何か。それは一言でいえば「こころが身体を、ひいては人生を支配する」ということである。二人の哲人は共に、こころの持つ偉大な作用に気づいていた。こころを自在にコントロールすることができれば、健康や勝利を手にすることができ、運命も拓けるということである。

 本書はこうした視点から、『五輪書』を天風流に読み解くというスタイルを中心として、二人の目指した究極の境地を探求していく。読者はその過程で、二人の目指したものが他ならぬ武士道であることに気づかされるだろう。これからの生き方の規範として、また人生の成功法則としても役に立つ本。