「温暖化」がカネになる
発売日
2007年09月14日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-69513-6

「温暖化」がカネになる
環境と経済学のホントの関係

著者 北村慶著 《証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー》
主な著作 投資ファンドとは何か』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 温暖化から地球を救うのは、「金儲け」である――「環境」と「金」が両立し始めた。地球を冷却しながら、利益を出す新しい経済学とは?



 「二酸化炭素」で金儲けを狙う人たちが世界にいる。日本政府のマネーが狙われる。しかし、その金儲けの欲望が地球環境を守る――。

 地球温暖化問題をテーマにしたゴア・アメリカ前副大統領プロデュースの映画『不都合な真実』がアカデミー賞を受賞するなど、世界レベルで、地球環境への危機意識が高まっている。

 特に「温暖化」の要因とされる二酸化炭素などの「温室効果ガス」は、サミットのテーマや「京都議定書」の内容においても、その削減を目指している。しかし、京都議定書の削減目標の達成が難しい日本政府は、「二酸化炭素を排出してもよい権利」を購入し始めている……。

 本書では、日本人が知らない「環境で稼ぐ」ビジネスの実態と、そのプレーヤーたちの正体を解き明かしつつ、地球の危機が叫ばれる中でにわかに注目を集めつつある「市場原理導入による地球環境保全」という“新しい経済のルール”を取り上げる。

 我々は、今、何をすべきか――?