なぜ江戸っ子を「ちゃきちゃき」と言うのか
発売日
2008年08月29日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-70187-5

なぜ江戸っ子を「ちゃきちゃき」と言うのか
粋な江戸の生活事情

著者 中江克己著 《ノンフィクション作家》
主な著作 お江戸の意外な商売事情』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 「こちとら“ちゃきちゃき”の江戸っ子でい」というセリフの由来とは? 小粋な江戸言葉や川柳をひもとき、江戸社会の生活文化を描く。



 「しゃらくせえ」「おととい来やがれ!」――ユーモアたっぷりのセリフから、「都会人・江戸っ子」の暮らしぶりとオモシロ気質を読みとく。

 【主な内容】「こちとらちゃきちゃきの江戸っ子でい」―江戸っ子の決めゼリフ/「火事と喧嘩は江戸の華」―揉めごとに効く啖呵/「浅葱裏は野暮天の看板」―勤番侍や江戸庶民の服装/「月も朧に白魚の……」―隅田川と江戸っ子の食生活/「椀と箸を持って来やれと壁をぶち」―長屋の日常生活/「現銀安売掛値なし」―新しい商法の売り文句/「嬶アを質に入れても初鰹を食う」―初物に美学を感じる江戸っ子哲学/「二本差しが怖くて目刺しが食えるか」―武士なにするものぞの心意気/「何くわぬ顔で男にけつまづき」―男と女の出会い/「田舎者でござい、冷えものでござい」―江戸のしきたり/「知らざあ言って聞かせやしょう」―歌舞伎、川柳など町人文化/「花の雲鐘は上野か浅草か」―俳句や川柳に描かれた盛り場