「会社が赤字!?」とわかったとき読む本
発売日
2008年09月18日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-70257-5

「会社が赤字!?」とわかったとき読む本

著者 吉岡憲章著 《経営コンサルタント》
主な著作 『一年で儲かる会社にしようじゃないか!』(日本実業出版社)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 中小企業の7割が赤字。そして日本の99%は中小企業。「わが社が赤字決算だ」とわかったとき、社員はどう行動すればよいのかを描く。



 驚くべきことに、わが国の中小企業の70%は赤字決算である。そして企業の97%は中小企業である……ということは、「会社が赤字」は多くのサラリーマンにとって、実は切実な問題である。とりわけ中小企業の場合には、社長自身に経理の知識がなかったり、意図的に社員たちに隠しているケースが少なくない。これが、多くの中小企業の経営者と社員たちが置かれている現実なのである。

 そんなときに突然“わが社が赤字決算だ”という噂が社内に流れた。あくまでも再建に取り組もうと腹を決める社員がいる。しかし、この機会に転職してみようかと悩む社員だっている。さらには、起業するために独立をしてみたいと思う者もいるだろう。

 本書では、それぞれ具体的にどう行動すればよいかを、4人の若手ビジネスマンを中心としたドキュメント仕立てで、ストーリーを進める。自分自身を登場人物に重ねながら読み進めれば、必ずや実力と知識の向上につながる一冊である。